INTERVIEW
03
リードXRエンジニア
久保田 悟
学生時代
けん玉×ジャグリング
元々けん玉を5歳の時から続けていて、ずっとけん玉をしていました。
高校のとき、けん玉を仲間と一緒に練習できたらいいな、という思いで部活をつくろうとしたら通らなくて、実績や実力を学校にアピールするために全国大会に出場して優勝したこともあります。(無事、創部できました!)
当時練習していたジャグリングとかけあわせて、糸をなくしたけん玉でパフォーマンスをして優勝したのですが、新しいものや自分の強みは「かけあわせでつくる」と学びましたね。今でもこの学びは大切にしています。
大学では普通のアルバイトはせず、けん玉一本で何とか生計を立てていました。情報系の学科を専攻していたので、プログラミングにはこのときに触れました。
創部した部活
入社理由
現実に作用するVRけん玉に感動
CTOの川崎が元々「VRけん玉」というVRの中で練習することで現実よりも早く上達するVRアプリを作っていたのですが、それをたまたまけん玉大会の会場で体験したときにめちゃくちゃ感動して、「ぜひインターンをさせてください!」と頼んだのが最初のきっかけです。
それまでは大学を卒業したらプロのけん玉パフォーマーとしてやっていこうとも考えていましたが、これをきっかけにVRの可能性に感動してエンジニアになりました。
まさかけん玉で就職先が決まるとは思ってもいませんでした(笑)
アプリ開発の経験は元々無かったので、入社してから毎日必死に勉強しつつも、自分が感動したVRアプリを開発する側になれて、充実した毎日を過ごしています。
イマクリエイトの仕事
動きを実装するために、まずは
自分の体で動きを覚える
- 業務範囲はコンテンツ開発の
内容決定から実装まで -
エンジニアとしてVRコンテンツの開発です。最近では開発リーダーとして開発全体の進行もやります。クライアントとコンテンツの内容を協議して決めて、それをどうやって実装するかを考え、実際に手を動かして実装する。その一連に関わっています。
- 現実の動きをVRに実装する
-
けん玉をやっていたおかげか、物の挙動などについては敏感に察知出来るので、何かの挙動をリアルにVR上で再現するのは得意です。
リアル化の方法としては、実際にその動きを体験してまずは自分の体に覚えこませ、違和感のないように動作する物を作成します。
なので、案件が多くなればなるほど僕の体に色んな分野の技術が蓄積されていきます(笑)
実際、溶接に関しても何回か実際に体験して、金属の溶け具合などを体に覚えこませて実装しました。
そうやってちょっとずつ実際の挙動に近づけていったものを先方にもリアルだと認めてもらえた瞬間は一番嬉しいですね。
- 1日のスケジュール
-
群馬に家があって、会社まで結構な距離なので、ご厚意で会社に寝泊まりさせてもらっています。なので、朝起きたら出社です(笑)
大体朝は8時ぐらいに起きて、お風呂に入った後、仕事を開始します。
今抱えている案件のプルリクをレビューしたり、実際に自分で開発したり、案件ごとに定期的にMTGなども行っているのでそれに参加して…という具合に一日を過ごしています。
仕事が終わりしだいすぐに寝れるのは、通勤時間0秒の強みです(笑)。
イマクリエイトの技術
リアルなVR体験のために
こだわりぬく
- ハンドトラッキング制御の技術
-
医療系の案件でよく、コントローラーではなく実際の自分の手を使いたいという意見が多いので、ハンドトラッキングを使って実装を進めていたのですが、両手が距離的に近い作業をすることが多い医療案件ではハンドトラッキングがロストしてしまい、使用者にストレスを与えてしまうことがあるんですよね。
なので、両手が距離的に近い動作でもストレスを感じにくいVR体験をつくるために、ハンドトラッキングの作りそのものを開発したりしています。
ロストしないハンドトラッキング
- VRを使ったリアルな挙動作成
-
『ナップ:診察』では現実のものにキャリブレーションするのですが、こういう発想をする企業はあまりないと思います。
VR上で物に振れたとき、実際にそこに物はないので、ふつうは触っている感覚はないのですが、現実世界にあるものをキャリブレーションして設定してあげると、例えば実際の壁を人の胸部に見立てて人の体にあたかも触っているかの体験を疑似的に作り上げることができます。
イマクリエイトの魅力
働き方の融通の利きやすさ
個人が一番パフォーマンスを出せる環境をそれぞれ整えてくれる所は魅力的です。
例えばちゃんと仕事が終わるなら何時に出社してもいいので、朝の満員電車の時間帯を避けて通勤することもできます。リモートももちろん大丈夫です。僕は会社に泊っているので通勤という概念すらないのですが(笑)、会社に泊まることもOKです。
それと、お酒が常に冷蔵庫にストックしてあって、適当な時に飲んでいいのは最高すぎます。
イマクリエイトをオススメしたい人
「VRやARを使って何かを作成したい! 表現したい!!」という野望がある人には、イマクリエイトはすごく良い環境だと思います。それを試せるデバイスもたくさんありますし、同じような野望を持っている人は会社内にもたくさんいるので、そういった人といつでも議論を交わす事が出来ます!