新しい技術を検討すること
の難しさ

AppleやMetaといった大企業が参入し、XR・仮想空間・メタバースといった言葉の認知はだいぶ広がりました。そして、「これまでできなかったことができそうだ」という期待感から、実用化を前提とした中長期的な視点でのXR技術の検討・研究に取り組む企業がだいぶ増えたように感じます。しかし、XRはまだまだ新しい技術。具体的に何をするか、何を検証するか、そもそもXRで何ができるのか。これら情報を集め、自社にどう活用するかを描き、会社を動かしていくことは、そう簡単なことではありません。

初期検討段階からの
並走も可能

そのため一番多いのは、そういった初期検討段階からご支援するケース。我々がXRの有識者としてビジネス検討の壁打ち相手となるイメージです。「なんとなくこういうことがやりたいが技術的にできそうか?」「他事業会社はXRをどう検討しているのか?」「プラットフォーマーの最新の動向は?」「市場は今後どうなっていきそうか?」こうした様々な疑問に対してお答えしていきながら、手探りの状況にある企業ご担当者様に並走。事業イメージの具体化をご支援します。

幅広い業界のパートナーと様々な研究に取り組んできた知見

実際にイマクリエイトが関わった研究・開発や新規事業検討の事例はこちらからご確認頂けます。

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もちろん、聞かれたことに答える、という単純な壁打ち相手というわけではありません。様々なかたちでXR技術の研究を進めてきたからこその知見を踏まえた上で、“個々の企業それぞれのビジネスとしての成功を実現する”という観点から検討をサポートします。弊社はこれまで、製造業界や医療業界をはじめとする幅広い業界の企業や大学を研究パートナーとして、トレーニング・シミュレーション・デジタルツインなど、様々なジャンルのXR研究に取り組んできました。また、弊社が取り組む研究は基本的に社会実装を前提としたもの。そのため、国内はもちろん海外展開を前提とした新規事業の検討や、XRを導入する前後での効果検証などにも取り組んできました。この経験を活かすことで、「どういうビジネスであればうまくいく可能性が高いか」「逆に失敗するパターンはどんなものか」「そもそもやりたいと考えていることを実現する上でXR技術は最適なのか」など、様々な角度からアイデアを出したり、知見を共有したりしながら、新規事業や技術検証のプランニングをご支援できるというわけです。

新技術を活用したビジネスを、社会実装を前提にプランニング

海外のビジネスイベントの様子。市場調査もかねて参加し、販売活動を支援しました。

社会実装を前提に様々な研究・開発に取り組んできたことは、初期検討段階の企業様のご支援だけでなく、3-5年の事業計画をご担当者様と一緒に立てるなど、ビジネスプランを具体化していくフェーズにある企業様のご支援にも活きています。

例えば、海外展開を前提とした新規事業を検討した際には、税関情報や税率を調べて事業シミュレーションを行ったり、現地のイベントに市場調査もかねて参加して販売活動にご一緒させていただいたりもしました。

VRで行う訓練と2D(=動画)で行う訓練とを比較し、訓練結果に統計的有意性が認められるかどうかを検証した結果。このように「XRで現実をもっと便利にしていく」という視点で研究開発に取り組んでいます。

他にも、優位なビジネス継続が可能になるように特許の出し方を検討し実際に起案・取得したり、効果性検証を目的としたユーザー調査の設計をしたり、XR技術を活用した職業訓練コンテンツを開発した際にはそれを一般化するために法規制をどう変えていくかも検討しました。社会に実装することにこだわってきたからこそ、「どうビジネスを拡大していくか?」「そもそもビジネスとして成立するか?」という面からもご支援が可能なのです。これが可能なのは、総合商社やコンサルのバックグラウンドを持つメンバーが在籍しているからこそできるものですし、弊社ならではの特徴だと自負しています。

どう実装できるのか?
技術面から支援する

ほかにも、技術面に特化して支援させて頂くケースもあります。例えば、「こういうものがつくりたい」という具体的なアイデアが先にあり、それをどうすれば作れるかを弊社で考えるケース。他にも、BlenderやUnityを扱えるエンジニアが自社に在籍しているものの、作りたいシステムをどうすれば作れるかがわからないので教えてほしいというケースや、会社の中で他の人にXR技術を広げてブレストできるようにしたいので支援してほしいというケースもありました。

仮想空間でけん玉を練習できるコンテンツ。
現実のような体験性が特徴で、1,128人中1,087人が実際に技を習得しました。

現実のような体験性
特徴のXR

技術面での弊社の特徴は、現実のような体験性を重視した実装を心がけていることです。例えば、機械の操作を含むXRトレーニング系コンテンツを開発する際には、実際にエンジニアやPMが関連する技術の免許を取得して開発に着手することがあります。現実の身体感覚を理解した上で実装しなければ、仮想空間内の体験と現実の体験との差が違和感として感じられてしまうためです。また、デバイス面では、XRヘッドセットはもちろん、ハプティクス(触覚)デバイスも一通りそろえており、実装後の体験性をイメージしてもらうようにするため、クライアント企業様に体験会をひらいて技術検証を行うことも多いです。

小型船舶免許など、エンジニアやPMが必要技術の免許を取得してから開発に臨むほどに
現実のような体験性の実装にこだわっています。

他にも、XR実装時の体験性を高めるために人の動きを精緻にデータ化できるセンサーを探したり、屋外での使用を前提としたときのXR技術の評価検証を行ったり、限りなく現実に近い動きを仮想空間で再現できるようにするために物体を1000回以上細かく動かして動きをデータ化したり。こうした、現実のような体験性に対するこだわりが、社会実装を前提とした研究開発を可能にしてきたといえると思います。

弊社にご連絡を頂く際に、要件が固まっている必要はございません。
「XRで何かしたい」「XRに既に取り組んでいるが外部の意見も聞いてみたい」そんなレベルでも結構です。

実際、我々がご支援させて頂いた実績も以下のように様々な粒度で、同じ内容のものはないくらいです。

支援実績

(一例)

  • Apple Vision Pro等の
    デバイスの体験会、活用案のブレスト
  • そもそもXRでどんなことができそうかのコンサル
  • 社内決裁の並走
  • 予算や与件が固まっている中で
    何をつくるべきか検討
  • 技能承継などの経営課題に対して
    XRができること
    をご提案
  • 中長期的な経営方針に基づいたアイデアづくり
  • まだ世の中にない試みの
    実現性検証、アイデア具体化
  • 開発中のXRシステムの一部分を
    弊社エンジニアで開発
  • AIなどの他新技術との組み合わせ

XR技術が進化すれば、扱われる情報の主軸が2Dデータから3Dデータに変わり、PCやスマホという限られた面だけではなく空間全体でデジタル技術の便利さを享受できるようになります。

そのときを見越して、XR技術をどう使うことがベストなのかを一緒に模索していくこと。それが、我々が取り組む「社会実装を前提にしたXRの研究開発」なのです。

イマクリエイトは初期検討フェーズ、ビジネスの具体化フェーズ、開発・実装およびそのフェーズにおけるエンジニアの支援など、様々なフェーズに対応できるXRの総合パートナーです。
XRで何かしたいという思いや、XRに関連する悩みがあれば、ぜひお気軽にご連絡頂ければと思います。

お問い合わせはこちら

どのようなフェーズのお問い合わせでも問題ございません。
XR市場に特化したメンバーが
御社の検討をサポートさせて頂きます。

重田 雄基(事業開発)

大手銀行系シンクタンクを経て、Deep Tech領域の先進技術をベースとした新規事業開発を多数推進。事業計画の立案から法規制の改正・ガイドライン制定等の仕組みづくりまで幅広く対応。

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重田 雄基
(事業開発)

大手銀行系シンクタンクを経て、Deep Tech領域の先進技術をベースとした新規事業開発を多数推進。事業計画の立案から法規制の改正・ガイドライン制定等の仕組みづくりまで幅広く対応。


「ご相談内容が具体的にある」「特定メンバーに話を聞きたい」
といった場合は以下からご連絡ください。
お問い合わせフォームに記載頂いた内容にあわせてご対応させて頂きます。

山本 彰洋
(代表取締役CEO)

住友商事出身。業界を問わず、企業のXR技術のビジネス活用を初期検討から事業計画立案まで幅広く支援。様々な業界で日本初となる事例を推進中。

葉山 勝大
(PM)

ビジネスとしての成功に向けて、製造業界・医療業界をはじめとする様々な業界のプロジェクトを技術面から統括・推進する。開発、アイデアブレスト、技術検証など幅広く対応。

川崎 仁史
(CTO)

NTT研究所出身。東京大学 稲見・門内研究室の社会人博士。XR技術に関する研究開発や効果検証を担当。日本初となる技術の考案、実装、検証を推進する。

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